この行事がいつから始まったかは定かではなく、名称についてもほかに「賽の神」「とうろやさん」「どんどやき」などがあり、集落によって呼び方も様々です。
毎年、小正月の前後に、集落ごとに30~70名ほどが集まり、神棚に祀った松飾りや下げ紙、昨年神社から頂いたお札やお守りなどを持ち寄って、1か所に積み上げたものを燃やします。
この煙にあたったり、焼き終えた炭をおでこに塗ったり、残り火で焼いたお餅やスルメを食べることで1年間健康でいられるなどと言われており、各集落では無病息災や五穀豊穣を祈願していました。
燃え上がる炎と煙は高く上っていきました。 |