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2013年3月30日土曜日

佐渡市でシンポジウムが開催されました

 2月24日、佐渡市中原のアミューズメント佐渡にて、『世界農業遺産の島 生きものを育み活用する地域づくり』が市と新潟大学主催で開かれました。このシンポジウムは、佐渡の生物多様性について考えるもので、当日は約250名の方が訪れ耳を傾けていました。講演では、世界農業遺産(GIAHS)に登録されている中国の「雲南省(うんなんしょう)」棚田の視察報告があり、生活様式や文化の異なるハニ族に触れ、聞き手は食の文化や自然の豊かさに驚いている様子でした。
 「様々な立場からの生物多様性への取り組み」と題してのパネルディスカッションでは、農家やシェフ、朱鷺の島環境再生リーダー環境教育コース修了生など10名が登壇し、生物多様性保全の推進について様々な角度から意見を述べていました。
 意見交換の中で、シェフの里野もみいちさんは『私の店はできるだけ地元のものを使った料理を出しています。昨年の夏に、短期研修として学生を2人迎えましたが、今年からその2人がUターンで就職してくれることになったことが、最近の嬉しい出来事です。近所の農家の方からも、どんな野菜でも作ってくれるというし、よく野菜や山菜を分けていただいているので本当に助かっています。料理する側と農家が繋がりを持ち、よい関係を築いてできた料理を佐渡の皆さんに食べていただきたい。』と語っていました。
 また「佐渡市トキ環境整備基金贈呈式」では、イトーヨーカ堂の代表者の方と甲斐市長が登壇し、基金贈呈式と、市長から記念品の贈呈が行なわれました。イトーヨーカドー店舗では2008年より「朱鷺と暮らす郷づくり認証米新潟県佐渡産こしひかり」の販売を開始し、毎年朱鷺の野生復帰を支援する「佐渡市トキ環境整備基金」へ、利益の一部を贈呈していただいているのです。


開会の挨拶での甲斐市長からの挨拶


パネルディスカッションでのようす


世界農業遺産(GIAHS)に登録されたハニ族の棚田田園風景


written by JA佐渡 営農担当
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