5月28日に、佐渡Kids生きもの調査隊が田植え体験を行いましたので、その様子について紹介します。
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まず始めに、田んぼの持ち主・佐々木さんより
手植えの方法について説明がありました。
八反を使いながら十字になった部分に
植えるよう説明がありました。
その後、佐々木さんが手植えを実演し、
「人差し指の第2間接位が入るまで植えて欲しい」と説明しました。
苗はポット苗で育苗したものを使用し、
苗一箱にはおよそ448本あります。
これは1回の植える量が仕切られているため、
通常の苗箱に比べてとても手植えをしやすいです。
畦で1列に並び、いよいよ田植えを開始です。
参加者は素足になり田んぼへ入り、
柔らかい土がとても気持ち良さそうでした。
手植えも慣れたもので、
20分程で田んぼの半分位が終わりました。
約1時間かけて田植えも終了しました。
その後、田んぼの周辺にどのような生きものがいるのかを調べました。
トキの餌場として設置されている江(え)の中や
畦際にある水路の中にいる生きものを調査してみると・・・
モリアオガエルの卵塊や
小さくて可愛らしいオタマジャクシや
メダカなどの沢山生きものを発見することができました。
6月12日は「佐渡市生きもの調査の日」で、
多くの農家は生きもの調査を行い、
どのような生きものがいるか確認する日になっています。
今後、佐渡Kids生きもの調査隊は草刈や稲刈りを通して、
米づくりの大変さや農家の苦労などを勉強する予定です。
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