3月4日に、静岡大学の稲垣栄洋教授が来島され、市民生きもの講習会で「あぜ道から考える生きものの世界と地域づくり」について講演を行いました。
|
稲垣教授からは「あぜ道は多くの種類の生きものが棲み処にしている場所で、
人間が草刈を行うことで生きていける生きものが沢山いるところ。
適度にあぜ道の草刈を行うことが、生きものを育むことに繋がる。
ただ、あぜ道の草刈を徹底しすぎると、
あぜ道にイネ科雑草だけが残ってしまい、
稲の天敵「カメムシ」が逆に増えてしまうので注意して欲しい」と説明がありました。
参加した生産者は「今後もあぜ道の草刈を励行し、
トキだけでなく田んぼや畦にいる生きものが安心できるような環境を維持していきたい」と意気込んでいました。
|